SGLT2阻害剤治療
SGLT2阻害剤とは、腎臓の尿細管での、ブドウ糖を体内に再吸収する働きを阻害し、尿中へ排泄させることで血糖値を下げ、血糖をコントロールすることができます。正常の血糖値になれば、必要以上に尿糖を排泄することはありません。2014年4月に発売の内服薬です。
●効果
- 血糖値の低下(空腹時血糖値は25~30mg/dL位の低下)
- 体重の減少
- HbA1cの改善
- 高血糖ほどよく効きやすい
- 低血糖をおこしにくい
●主な副作用
*必ずおこすものではありません。人により症状に差があります。
- 尿量の増加や頻尿
- 生殖器感染症や尿路感染症
- 血液中ケトン体の増加
- 筋肉量減少
- 脱水傾向