予防医療の重要性

糖尿病を含む生活習慣病関連の医療費の伸びを抑制するため、国は医療制度改革の一環として医療給付の対象となる可能性の高いメタボリックシンドロームの該当者および予備軍を2013年までに25%削減することを目標として掲げています。

厚生労働省の「2012年国民健康・栄養調査結果」の推計で、糖尿病が強く疑われる人は、前回調査より60万人多い950万人で過去最多となった一方、病気の可能性を否定できない「糖尿病予備群」は220万人減の1,100万人で、はじめて減少となりました。

この結果から、「糖尿病予備群」の中から「糖尿病」と診断された人が多いことがわかりますし、今後、糖尿病治療の目的は、境界型糖尿病から糖尿病を発症させないという「予防医療」に注力する事が期待されています。

「病気を治すこと」だけでなく、病気にならないこと、つまり「予防医療」がとても重要なことと考えます。

 

糖尿病発症を予防するには?

糖尿病の発症を予防するためには、肥満の解消、食事の量・脂肪分・糖質を減らす、食物繊維(野菜など)を増やす、運動の習慣を付ける、飲酒量を減らすといったことを心がけることが重要です。

しかしながら、家事や仕事の自動化、交通手段の発達により身体活動量が低下してきたことに加え、食生活も欧米スタイルのものへと変化してきたことが困難にさせているとのも現実です。

 

自由診療による「糖尿病発症予防クラブ」

日本では、現在、”境界型糖尿病”の方にも保険適用とされる薬物がありますが、肝機能障害等のいくつかの懸念材料もあることから、服用については制限(高血圧症・脂質異常症の傷病者であることなど)を付け、健康保険による処方が認められています。

また、境界型糖尿病の方でも、BMI26㎏/㎡以上の肥満がある、あるいは家族に糖尿病患者がいる、それだけでは保険適応外なのです。そこで、”境界型糖尿病”の方にとって、現在の日本では未だ保険適応薬剤とされていないDPP4阻害薬やGLP1受容体作動薬、あるいは、SGLT2阻害剤が、理論的には「境界型糖尿病」から”糖尿病”へ移行することを抑制できる可能性(予防医療)が高いはずであり、かつ、既存の保険適応薬よりも更なる有効性があると考えます。

そうした仮説の基に「糖尿病」の発症を一日でも早く予防し、一人でも多くの方に健全で自立した生活を、長く長く続けてもらいたい、その思いから、前述した薬物治療を自由診療として開始することを決めました。

薬剤の説明については後述いたします。

 

※自由診療

「保険証」を提示して受ける医療を「保険診療」というのに対し、それ以外の診療(公的医療保険制度の枠外における診療)を「自由診療」といいます。保険適応外の新薬の使用や最先端の医療を受けられますが、費用は自費となります。また「自由診療」とは、患者様と医療機関との間で個別の契約に従って行われるもので、医療法や医師法による規程に従わなくてはなりませんが、診療内容や診療費用には法的な制限がありません。

 

治療を受けるには?

糖尿病発症予防の自由診療を受けるためには「糖尿病発症予防クラブ」への加入が必要です。

 

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※1 「治療説明」と「同意書署名」は初回受診時に全員に対して行います。

※2 検査の結果、クラブ加入の対象となった方のみ必要となります。

※3 第1回目の治療予約は、入会金の振込確認後にお受けします。

 

 

初回来院時に実施いただく血液検査の結果が、HbA1c値=5.6-6.4%(NGSP値)または、ブドウ糖負荷試験(OGTT) 空腹時血糖=110~125㎎/dl  血糖2時間値=140~199mg/dlの方にご参加いただき、治療を開始していきます。

上記以外の方は対象外です。(妊娠中、授乳中、妊娠を考えている女性、および妊娠を予定している女性の方については、クラブへの参加はお断りさせて頂きます。)

 

治療

糖尿病専門医師が状況に応じて治療を選択します。

※治療方法のリンクをクリックすると、詳細内容が表示されます。

日々の生活習慣を正しいものへ修正していくことが大切ですので、薬物療法に加え行動修正療法を併用します。

食事やその日の運動・行動、お体についての相談等を日々の日記としてつけて頂き、週に1度、糖尿病療養指導士が行動内容を確認し、アドバイスさせていただきます。

 

責任医師と相談窓口

総合責任医師  :HDCアトラスクリニック 院長 鈴木 吉彦

相談窓口  :E-mail free@iryoo.jp  TEL  03-6261-4773

 

「糖尿病発症予防クラブ」

有料の会員制クラブで「スタンダードコース(年会費30万円)」と「人間ドックコース(年会費40万円)」があります。

詳しくは、「糖尿病発症予防クラブ」サイトを御覧ください。

 

※ 「糖尿病発症予防クラブ」の事務局運営業務をTmDance株式会社に委託しております。

(運営上必要な個人情報はTmDance株式会社に共有されます。)